IWCの「ポルトギーゼ」は、時計に少しずつ詳しくなると、必ず目にする時計です。
そして目にした多くの方が、「きれいな時計」と思うんじゃないでしょうか。
今回は、「ポルトギーゼ」の魅力についてレビューしていきます。
この記事で「欲しい!」と思ってもらえると嬉しいです
ポルトギーゼとは
まずはポルトギーゼについて簡単にご紹介しましょう。
ポルトギーゼの由来は、「ポルトガル」です。
1930年代に、2人のポルトガル人がIWCを訪ねました。
彼らは航海用の腕時計をつくってほしいと依頼。
求められる精度はもちろん、マリンクロノメーターレベルです。
そこでIWCは2人のために、非常に高精度なポケットウォッチ・キャリバーを搭載した大型腕時計をつくりました。
※ポケットウォッチ=懐中時計
懐中時計をそのまま腕時計にしようと試みたんですね。
懐中時計のムーブメントは精度が高く頑丈ですが、反面、サイズが大きいです。
結果として、これを腕時計サイズまでに小型化することに成功しましたが、IWCの並々ならぬ努力がいかほどであったかは想像がつきません。
そして1939年、ポルトギーゼは世界中に向けて発表されました。
こうしたストーリーから、ポルトギーゼといえば、大きくて分厚い「デカ厚時計」と認知されるまでになり、IWCのアイコンとして世界中で人気となったのです。
現在、ポルトギーゼにはたくさんのモデルが世に送り出されていますが、アイコンとして最も有名なのはクロノグラフモデルです。
現代に見るポルトギーゼの魅力
ポルトギーゼが現代でも人気の理由、魅力はやはり、パッと見てすぐにポルトギーゼとわかるデザインと美しさです。
ケース一杯に広がる文字盤と特徴的なアラビアインデックス。
スッとスリムに伸びるリーフ針(葉っぱのような形をした針のこと)。
クロノグラフモデルの場合、12時と6時位置に並べられたふたつのインダイヤルがあり、これらを総合して「完璧な美」を生み出しています。
まさに船旅に欠かせないコンパスのような、圧倒的な視認性はポルトギーゼにしかない魅力。
これこそ「デキる大人の時計」と言わざるを得ません。
ポルトギーゼをレビュー
それではレビュー!
まずはトップからみていきましょう!
ケース一杯に広がる文字盤と特徴的なアラビアインデックス。
スッとスリムに伸びる青いリーフ針とふたつのインダイヤル。
ドイツ時計らしい、美に忠実で質実剛健な時計です。
腕に乗せてみました。
ケース径は40.9mmですので、やはり大きめですね。
(2020年新モデルは40mmになりました。これはビッグニュース)
ウブロのような男らしさ全開の時計だと、さすがに合わないでしょうね。
ポルトギーゼのようにエレガントな時計だと、「気にならない」という評価もあるかなと。
サイズ感を気にするか否かは一般的にはマニアックな部分(そこまで見ている人が少ない)なので、好きなら気にせず手に取りましょう。
裏面は「裏スケ」とはなっていません。
レビューのモデルは、ETA社の汎用ムーブメントを載せています。
2020年発表の新モデルでは、ケース径が40mmになっただけでなく「裏スケ」になりました。
これは、IWCがオリジナルのムーブメントを開発したからです。
参考画像を載せておきますね。
重さは73.5gとさすがに革ベルトモデルなので軽いです。
とにかく軽い。
存在感がないので、長時間着けていても煩わしさを感じることはありません。
ただでさえ美しいのでずっと腕につけていたいのに、さらに軽いとなるということありません。
まとめ
今回はIWCのポルトギーゼクロノグラフをレビューしました。
何度も言っちゃうんですが、とにかく美しいです。
2020年の新ポルトギーゼはオリジナルのムーブメントに40mmというサイズで、さらに魅力が増しました。
しかも、新モデルは価格が安くなるとかもうわけわかりません
ぜひ手に取ってみてください。
【朗報】ちょっと待って!買う前に、借りて試着するという選択肢
ポルトギーゼの魅力、伝わったでしょうか。
この記事を読んで魅力を知っていただけたら嬉しいです。
ですが、ポルトギーゼは並行店でも70万円は下らない、安い代物ではありません。
いざ買おうとしても迷ってしまうのではないでしょうか。なにせ高い買い物です。
しかも、時計屋さんで試着しようにも、ついつい舞い上がってしまい冷静な判断ができなくなってしまいます。
かつて、私自身がそうでした。
しかし朗報があります。
今や時計は「借りる」ことができます。
まずは一度借りてみて、ライフスタイルにフィットするということがわかれば、買ってみてもいいのではないでしょうか。
冷静な判断ができる最良の方法です。
そこで私が時計のレンタルサービスとしておすすめするのが「KARITOKE(カリトケ)」です。
実際の体験を記事にまとめましたので、こちらの記事を一度ご覧ください。
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