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みなさんはキーボードにこだわりは持っていますか?
キーボードにこだわりを持つということは、いわば「仕事道具にこだわりを持つ」ということと同義なので、こだわる方はごく一部の方だと思います。
先日、トラックボールマウスが便利という記事をアップしました。
「マウス本体を動かす必要がないので、腕の負担軽減が期待できる」という記事ですが、思っていた以上に需要があるようで、アクセスが集まっています。
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トラックボールマウス便利すぎ!エレコムDEFT(デフト)レビュー
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やはり良いものは良い、理由がある、ということで、生活がより捗るガジェット類。
今回は良いキーボードがほしいな~と考えている私の悩みをご紹介する記事です。
キーボードを変えることで期待できること
スマホやタブレットが普及している現代においてもなお、PCすなわちキーボードやマウスを扱う場面は多いです。
プログラミング、事務、ブログ、ゲーム…用途は様々。
では、キーボードにこだわりを持つとどのような効果が得られるのでしょうか。
一番は、身体(特に指)への負担が軽くなることが期待できる点です。
これは、キーボードの押下圧(押し込む際に必要な力)が関係しています。
一般的なノートパソコンや、デスクトップパソコンに付属しているキーボードは「重い」です(押下圧60g程度と言われています)
しかしながら、キーボードを選ぶと、30g~55gにすることができます。
指への負担が軽くなるのは想像に難くないはずです。
負担軽減が一番のメリットで、他のメリットは次のような点が考えられます。
・十分な耐久性を有していることによる長期利用
・こだわりの道具を愛用することによる満足感
ちなみに、デメリットは次の点でしょうか。
・決して安くはない(見返りは大きいです)
・職場等のキーボードが許せなくなる(もう一個買うか…!)
キーボードの種類
キーボード交換によるメリットをご紹介したところで、キーボードの種類を簡単にご紹介します。
キーボードの種類は以下の通りです。
キーボードの主な種類
・メンブレン方式
・パンタグラフ方式
・メカニカル方式
・静電容量無接点方式
今回は負担軽減が一番の目的ですから、軽い荷重を選べる「メカニカル方式」と「静電容量無接点方式」に絞っています。
この点、「メンブレン方式」と「パンタグラフ方式」が一般的なノートパソコンや、デスクトップパソコンに付属しているキーボードです。
しかし、押下圧を軽くしてキータッチによる負担を軽減したいという目的が達成できません。
価格は安いんですけどね。
メカニカル方式で何が捗るのか
メカニカル方式で受けられる恩恵は、滑らかなキータッチです。
これは押下圧がメンブレンやパンタグラフに比べて軽いだけでなく、数種類の圧・重さを選択できるからです。
この圧・重さは軸の色によって判別します。
例えばFilcoというブランドでは、4種類のキーボードのスイッチ(CHERRY MXスイッチ)を選ぶことができます。
①黒軸…押下圧が約60gです。重いバネ特有の反発力の強さが特徴で、この特徴を生かすことで高速タイピングができます。青軸とは違い、押したときの音は控えめです。
②青軸…押下圧が約55gです。押すとカチッという音がします。この音がタイピングを楽しくさせるスパイスであることは間違いないのですが、周辺に人がいる場面では控えたほうが良さそうです。もう一度いいますが、音が良いです。
③茶軸…押下圧が約45gです。こちらも押すとカチッと音がします。押下圧が45gなので、明らかにメンブレンやパンタグラフとの違いを感じます。メカニカル方式の初心者にまずおすすめされます。
④赤軸…押下圧が約45gです。こちらは音が控えめになっています。押下圧が軽いキーボードで、職場など周りに人がいる場面で使用するにはもってこいです。
このタイプの予算は1万円前後です。
安いとは思いませんが、耐久性が高いので、長く使えるという期待があります。
上のモデルはテンキーが無いために省スペースですし、赤軸なので疲労軽減につながるだけでなく、職場で使っても騒音問題になることは無いでしょう。
また、このモデルはキーの印字が側面にされているので、ビジュアル的にもかなりクールです。
静電容量無接点方式で何が捗るのか
この方式はキーボードの頂点です。
どういうことかというと、理論上、故障のリスクがほとんどないからです。
「チャタリング」という故障をご存知でしょうか。
特定のキーががいつの間にか押しっぱなしになる現象で
あああああああああああああああああああああああああ
ffffffffffffffffff
ってなるような現象です。
このチャタリングが構造上、発生しません。
構造の詳述は避けますが、キーボードの誤作動が許されない金融機関のキーボードや、ATMのテンキーにおいてこの方式を採用されています。
代表ブランドは以下の2つでしょうか。
①東プレ Realforce(リアルフォース):押下圧は30g、45g、55g、変荷重の4パターン
②PFU HHKB(ハッピーハッキングキーボード):押下圧は45g
最近は中華ブランドの「NiZ」というキーボードがジワリと人気のようです。
Realforce(リアルフォース)にある「変荷重」というのは、主要部のスイッチが45g、小指入力のスイッチが30gになっているという組み合わせのキーボードです。
この中で体への負担を軽くしたいという目的を達成できそうなのは「30g」と「45g」、そして「変荷重」でしょうか。
しかしながらこの「静電容量無接点方式」はキーボードの王様です。
予算は2〜3万円前後!
たかっ!
たかいよ!
でも長く使える道具でもあるのですよ…
キーボードにこだわりだしたら東プレのリアルフォースは避けては通れないというくらい有名かつ有力らしい。
ここで上記2つのブランドの機種の一部を見てみましょう。
まずは東プレの「リアルフォース」です。
上のモデルは荷重45gのテンキーレス、日本語(JIS)配列のモデルです。
上のモデルは荷重45gのテンキーあり、日本語(JIS)配列のモデルです。
次はPFUの「HHKB」です。
英語(US)配列のモデルで、日本語配列のモデルもあります。
上のモデルはBluetoothモデルです。日本語配列もあります。
勝手にまとめ
ということで、今回は何かプラスを生み出すような記事ではありませんが、今後も調べごとの備忘録的な記事は書いてみたいと思います。
でももちろん、書いて終わりではありませんよ。
つまり…
調べごとは実行に移してなんぼ!
そのうち各キーボードのレビューをしていきます!
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