JCBにはブラックカードが存在します。
-
【JCB THE CLASS】憧れのブラックカード!その取得方法、審査難易度は!?
続きを見る
ブラックカードを持っていると、コンシェルジュデスクを利用できるようになります。
このコンシェルジュデスクに頼めば「チケットの手配」やら「接待の手配」やら「モノの配送」やら、大体なんでもやってくれます。
さすがに日本シリーズのチケットはNGでしたが。節度あるお願いをしたいところ。
節度あるお願い。では、緊急事態下のお願いはどうなのか。
今回は「クラスコンシェルジュデスクのコロナ対応が素晴らしかった」ということでお送りします。
少し前の話になってしまいますが、クラスコンシェルジュデスクに関して貴重な体験をしましたので、備忘録を兼ねて記事にします。
それではいってみましょう!
メンバーズセレクション2019で選んだもの
2019年度のメンバーズセレクションは、「国内旅行」を選択しました。
JCBトラベルからの申込みで、カード年会費の約半分である25,000円分の割引がされます。
これは相当パワフルですよね。
そこで、旅行先として選んだのは伊豆です。
なぜ伊豆かというと、「スーパービュー踊り子」が2020年3月のダイヤ改正で引退となってしまうため、最後の思い出作りをしたかったのです。
ちなみに、ダイヤ改正後は「サフィール踊り子」として、新型車両が導入されました。
忍び寄る魔の手
しかし、2020年が明けて2月。
コロナウィルスの魔の手が徐々に日本列島を覆うようになりました。
結果として、感染することによる影響が個人にも、周辺にも大きいと判断し、キャンセルすることにしました。
最後の思い出作りだったので相当に迷った末の判断ではありましたが、当時ないし現在までの趨勢をみたとき、正しい判断だったと思います。
キャンセルとクラスコンシェルジュデスク
決意がブレないうちに、クラスコンシェルジュデスクにキャンセルの連絡をしました。
旅行まで一週間を切っていましたので、キャンセル料の支払いは止む無し。
と思っていたら。
情勢を鑑みて、キャンセル料は発生しないとのこと!
ほっとしました。
ただし、切符はすでに手元に届いていましたので、切符のキャンセルのみ自力で鉄道会社の窓口にて行うよう指示されました。
ええ、それくらいの手間は引き受けさせていただきますよ。
というところまで話を進めた次の瞬間ですよ
「メンバーズセレクションですが、今回はこうした事情ですので、別のギフトを再度お選びください」
控えめに言って神対応です。
当事者間が想定していない、いわゆる天変地異の類による事情変更と考えれば、当たり前の企業対応でしょうか。
私は当たり前とは思いません。
誰もが想定していない事態だからこそ、誰かに負担がかかるものです。
今回、私がキャンセル料の負担や、メンセレ選択の権利を失わなかった代わりに、JCBや予約していた宿、鉄道会社のいずれかに負担がかかったはずです。
そのように考えた時、(私自身が負担を負うものと考えていたという心理的な要素もありますが)幸運な対応をいただけたと思います。
まとめ
今回は「クラスコンシェルジュデスクのコロナ対応が素晴らしかった」という記事でした。
今回の件で印象深かったのは、まずクラスコンシェルジュデスクの対応が完璧だったことですね。
次に、完璧な対応の裏側で、どこかに負担がかかってしまったということです。
誰も悪くないのに。
その後調べたところ、伊豆急下田駅島で開催予定だった「スーパービュー踊り子」のお別れイベントは中止になっていました。
誰も悪くないのに、誰にとっても良いことが無い。
最初に書いた通り、クラスコンシェルジュデスクに関して貴重な体験とはなりましたが、どこか考えさせられる体験にもなりました。