こんにちは!けってぃです!
いよいよ本格的に寒くなってきました。
最近は暖冬傾向とか言われていますが、だからといって寒さ対策が不要!なんてことはあ
りません。
今回は寒い冬の強い味方、ノースフェイスの「ヌプシジャケット」をレビューします。
ノースフェイスの公式ホームページでは抽選販売になるほどの大人気のダウンジャケット
です。
使ってみてわかりましたが、これは私がこれまで着用してきたどのダウンジャケットより
も着心地がいいです。
控えめに言って最高。
目次
なぜヌプシジャケットは売れ続けるのか
そもそもヌプシとは、ヒマラヤ山脈の標高7,861mの「Nuptse(ヌプツェ)」を由来としています。
このことだけでも、いかにも冬に強そうなイメージを持つことができます。
詳細はこれからレビューしていきますが、冬の山でも耐えられるよう、さまざまな工夫がされています。
チェックを重ねるごとに売れ続けるだけの大人気の理由がわかります。
まずは公式ホームページでの紹介文を確認してみましょう。
1992年、エクスペディション向けに開発し、1990年代のTHE NORTH FACEを代表するヘリテージモデルであるヌプシジャケット。当時の仕様や素材はそのままに、サイズ感を現代版にアジャストしています。環境に配慮したリサイクルダウンを中わたに使用。表地は強度がある50デニールのリップストップナイロンに撥水加工を施し、パックに干渉する肩部分はナイロン素材で補強しています。静電気の発生を抑える静電ケア設計を採用。アウトドアからタウンユースまで、幅広く活用できる1着です。
goldwin公式ホームページ:https://www.goldwin.co.jp/tnf/ec/pro/disp/2/ND91841/TR/S
この紹介文からわかるとおり、ダウンはもちろん、表地にもこだわりを施しており、過酷な天候でも耐えられるような設計となっています。
また、アウトドアだけでなく、タウンユースにも活用できるよう工夫がされています。
このように、アウトドア用品にとどまらず、タウンユースにも使用できるスペック・デザインを有していることが人気の理由です。
事実、公式ホームページで購入しようにも抽選販売のみとなっており、人気のほどがうかがえます。
公式ホームページ以外では、Amazonや楽天などのネットショップや、スポーツ用品店等で入手することができます。
なぜヌプシジャケットに目を付けたのか
少し自分語りをします。
私はこれまで、ただ何となく見た目がいいから、みたいなノリでダウンジャケットを買って
きました。
しかし、そのどれもが期待していたほど暖かくなかったり、蒸れてしまったりとどうもい
まいちな着心地であり、重たい。しかも、それなりに高い。
そんなわけでとっかえひっかえしてきましたが、今年になってようやく気が付きました。
だって、冬の山という命の極限の中で着用することを想定してつくられているんですよ。
相応の機能を持っているに違いないですよね。
結果として、正しかったんですが…
ということで、モンベルのダウンジャケットと迷いに迷い、デザインの観点からヌプシジャケットに決めました。
レビュー:着心地を確かめる
ということで、ゲットしました。
公式ホームページも含め、ネットショップではどこも売り切れで心が折れかけましたが…
近所のスポーツ用品店にありました!
ネットショップではどこも売り切れとかやばすぎ。
良いところ①:心地よい暖かさ
着た瞬間に、自分の体温がジャケットに伝わっていくのがわかります。
ふわっとした暖かさに包まれるように感じてしまうところにこのジャケットのすごさがあ
ります。
良いところ②:蒸れない
どれだけ暖かくしてくれても、蒸れてしまってはどこか心地悪いフィーリングとなってし
まいます。
このジャケットの優れているところの2つ目は、蒸れにくいという点です。
強力なダウンゆえに、暖まり方が半端ないのはすでに述べた通りですが、反面、少し動い
たり、室内に入るとオーバーになりがちです。
そうすると、中には蒸れてしまい、非常に不快になることがあります。
しかも、蒸れて発生した水分がダウンを痛めてしまうという悪循環も…
ところがヌプシジャケットは違います。
良いところ③:とても軽い
私が一番感心しているのは、実はこの3番目の「軽さ」です。
なんと驚きの680g(Lサイズ)!!!
本当に軽いです。
私が今まで着てきたダウンジャケットは、素材の都合なのか、重たく、長時間の着用がで
きないものばかりでした。
ショッピングや街歩きをしている最中に肩に重みを感じてしまうことがほとんどで、しば
らくしたころには不快感MAXでした。
しかし、ヌプシジャケットは軽いため、長時間の着用でも気になることはありません。
よほど室内が暖かくない限り、一日中着っぱなしでオッケーです。
今では、コートの代わりにヌプシジャケットを着て通勤しています。
暖かさだけでなく、軽さも手に入れることができ、快適に通勤しています。
良いところ④:細かいところまで豊富な機能
もとはと言えば登山用品です。
登山は常に命のリスクを背負います。冬の山ではなおさらです。
そういう場面での着用を想定していますので、ヌプシジャケットには様々なところに機能
を持たせています。
例えば袖口
ベルクロになっているので、手首のサイズにジャストフィットします。
余計な隙間を無くすことができますので、安全ですし、確実に寒風や外気をシャットダウンすることができます。
外ポケットです。
チャックの左が前になります。
ポケットに手を入れようとすると、カバーがかかるようになっていますので、モノを失くしにくい構造になっています。
内ポケットはこのようになっています。
口が広く、ポケットも深いので大容量です。
貴重品を確実にしまうことができます。
チャックも、防水加工がされていますので、全天候に対応できます。
しぼりがついていますので、暖気を外に逃がすこともありません。
もちろんパーカーもしっかりついています。
このように、寒い山でも耐えられるような様々な工夫がされているのがお分かりいただけると思います。
デメリット?
ここまで褒めちぎってきましたが、デメリットはあるのでしょか?
結論として、上記の機能性に比べたら大したことはありません。
ちょっと値が張ることと、人気ゆえに街でよく見かけることです。
値が張るという点は、たしかにそうなんですが、機能に対して十分に見合っています(も
とはと言えば命を守る用品設計です)。
いろんな人と被る?誰もが認める機能を有しているので当然でしょう(ブランドファンも
多いですし)。
一回の支出額としては大きいですが、長く使えるので、そのうち一日当たり100円とか10
円になります。
人と被ることへの是非は、各々の価値観の世界なので決めつけることはしませんが、私は
機能性を重視しているのであまり気にしません。
まとめ&けぶろぐ編集後記
ここまで、ノースフェイスの「ヌプシジャケット」についてレビューしてきました。
私としては2019年のベストバイ候補です。
高額なのは仕方ないです。
むしろ、同じ価格帯のジャケットを買ってきて失敗してきているこれまでの過ちを考える
と、良い買い物だったと思います。
…
編集後記的な感覚で書きますが、コスパの観点からするとモンベルの方が良いかもしれな
いです。
というのも、冬の山を想定しているので設計趣旨は同じですが、モンベルの方が価格面で
魅力があるからです。
ですので、モンベルもぜひ検討に入れてほしいと思っています。
また、ノースフェイス・モンベルの二択でもありませんので、幅広く検討してみてはいか
がでしょうか。
私はデザインの好みからノースフェイスを選びましたけど!
以上、けぶろぐでした。