みなさんこんにちは!
京都観光で二条城に行ってきました!
二条城の魅力、みどころといえば、やはりその歴史だと思います。
今回はその歴史の観点も含めてご紹介したいと思います。
二条城へのアクセス
京都観光は、まずバスでの観光をおすすめしますが、この二条城については電車でも簡単にアクセスできます。
住所:京都府京都市中京区二条城町541
開場時間:8:45~16:00(閉城は17:00)
ただし、7~8月は8:00~17:00(閉城は18:00)
9月は8:00~16:00(閉城は17:00)
入場料:大人1,030円、中高生350円、小学生200円(入城料/二の丸御殿観覧料)
京都駅から二条城までのアクセスの一例は以下の通りです。
電車(市営地下鉄)の場合
京都駅(地下鉄烏丸線)を出発後、烏丸御池駅で地下鉄東西線へ乗換え、二条城前駅で下車、徒歩すぐ
乗り換え時間を考慮しなければ、約10分程度でアクセスできます。
市バスの場合
市バス9・50・101系統、二条城前で降車
約16分程度でアクセスできます。
地下鉄から降りてすぐの二条城です。
上の写真は国の重要文化財、東南隅櫓(とうなんすみやぐら)です。
二条城は、電車でもバスでもアクセスかんたん♪
二条城の魅力、みどころ~歴史~
二条城といえば、江戸幕府における栄華と終焉の舞台となった、日本史上重要な場所です。
すなわち、
栄華=徳川秀忠、家光の招きにより、時の天皇が行幸された場所
終焉=最後の将軍、徳川慶喜により「大政奉還」の意思が表明された場所
ということです。
栄華について簡単に補足しますと、天皇(御水尾天皇)を迎え入れるということは、相応の準備、もてなしをするということになります。
したがって、迎え入れる城そのものは華美になりますし、食事も気を抜けません。また、警備面にも力を入れなければなりません。
つまり、財力・武力ともに潤沢でなければなりませんし、世の中の空気感も平和でなければなりません。
こうした条件をクリアし、実際に天皇を迎え入れたという事実が、江戸幕府の栄華という解釈の理由となっています。
また、終焉という点ですが、皆さんご存知とおり、大政奉還がされた場所でもあります。
1867年(慶応3年)10月14日、江戸幕府15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上すると宣言しました。これを朝廷が受理することにより、約400年続いた江戸幕府が終焉を迎えました。
この出来事を「大政奉還」といって、あまりにも有名な歴史の1シーンとなっていますが、まさに二条城で宣言がされたのです。
幕末の大事を題材とした作品が数多く存在し、それ以上の多くの数の人々が現在でも幕末、そしてこの二条城という場所に思いを馳せていることでしょう。
さらに、二条城は世界遺産です。1994年(平成6年)に登録されました。納得の登録ですよね。
加えて、二の丸御殿は国宝です。
他にも、上の写真にも出てきた「東南隅櫓(とうなんすみやぐら)」や、入口の「東大手門」、二の丸御殿正門の「唐門」が国の重要文化財に指定されています。
二条城は日本の歴史上、大変に重要かつ意義深い場所であり、世界遺産
二条城に入ってみる
それでは二条城に入ってみましょう。
さっそく、国の重要文化財である「東大手門」です。
私が訪れた当時は明治維新150周年でした。
東大手門をくぐって、順路通り右手に進むと、
二の丸御殿の正門「唐門」があらわれます。
こちらも国の重要文化財に指定されています。
奥に既に見えていますが、この門をくぐると、国宝「二の丸御殿」です。
例えば蓮華王院・三十三間堂等とも同様ですが、この二の丸御殿も国宝のため内部での写真撮影は原則禁止です。
ですので、参考画像があげられないのは残念ではありますが、ご自身の目で歴史の大きな1ページを見てみてください。
あまりの歴史の重さに圧倒されます。
さて、二の丸御殿を出て順路を進むと、国の特別名勝「二の丸庭園」が目の前にあらわれます。
さすが国の「特別名勝」というだけあって、格別な風景を楽しむことができます。
自らの芸術的センスは決して高いとは考えていませんが、そんな私ですら、はっと息を飲むような感覚になりました。
これはつまり、名勝そのものに万人の足を止めてしまうだけの魅力があるということです。
順路を進むと、国の重要文化財「本丸御殿」です。
本丸御殿は2019年8月現在、工事中で一般公開されていません。
これは、阪神淡路大震災で生じた構造上の歪みを補修し、耐震補強をするための工事です。
2021年に工事が終了する予定です。
天守閣跡に上り、本丸御殿と庭園をのぞみました。
こうして二条城を巡る旅が終了です。
え、と思う方がいらっしゃるかもしれません。
そうです。本当は順路に続きがあり、この先には「清流園」という景勝地があります。
しかし、残念ながら天守閣跡を降りる際に雷雨となってしまい、観光どころではなくなってしまいました(上の写真でもはっきりわかるくらいに雲行きがあやしい)。
いずれリライトした際にはご紹介したいと思います。
ここまでの滞在時間は1時間を超えていました。
やはり歴史的なスケールが大きなお城ですから、広さも相応です。
じっくりと時間を用意していただければと思います。
世界遺産のスケールの大きさを体験するには時間に余裕を持って!
まとめ
今回は世界遺産・二条城をご紹介しました。
この二条城もまた、あまりにも有名かつメジャーなスポットです。
したがって、京都が初めて・初心者という方にはマストな観光スポットでありますが、慣れた方々でも、足を運ぶたびに違った一面を見ることができるはずです。
江戸幕府、ひいては日本における重要な歴史的場面を現在に残すこの二条城は、ぜひ将来世代にも受け継いでいただきたいです。
繰り返しますが、二条城の魅力はやはり「歴史」だと思います。
四季折々の風情を楽しみながら、歴史の風を感じてみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。