冠婚葬祭や重要な商談、勝負をかけたデート…
30代になると、こうした重要な場面が多くなります。
仕事にも脂がのってきて、まさに働き盛りの年代です。
自然と、時計は30代ビジネスマンの身だしなみの一部として、非常に重要なアイコンになります。
デジタル社会において「時計は不要」「スマートウォッチで十分」という考え方が浸透しつつあるのは事実です。
しかし、冠婚葬祭や大きな商談の際に時計を着用しなかったり、スマートウォッチの着用で差し支えないという立場の方は、まだ少数派ではないでしょうか。
ビジネスにおいて時計は「身だしなみ」です。
時計選びには、「自己満足」と「他者からの見え方」の2つの視点を持ちましょう。
今回の記事では、ビジネスマンを対象としていますので、「他者からの見え方」寄りの時計選びのヒントをお話しします。
プライベート向けの時計の話はまた別の記事にします。
目次
30代ビジネスマンにおすすめの時計像
総論として、どういう機能、デザインの時計がおすすめなのかをご紹介します。
ここでの総論を踏まえたうえで、各論として様々なブランドの時計をご紹介していきますので、まずは総論をきっちり押さえましょう。
三針か、クロノグラフか
結論としてはどちらでも問題ないです。
というとこの記事の意味がなくなってしまうので、もう少しお話しさせてください。
三針というのは、長針・短針・秒針で構成される時計です。
シンプルな構成で嫌味がありませんので、あらゆる場面で着用できます。
堅実な印象だけでなく上品な印象も作り出すことができ、ドレスコードのあるお店や、デートでのディナーにもオッケー。
どこにあっても「恥ずかしくない時計」といえます。
一方で、クロノグラフというストップウォッチ機能付きの時計があります。
かっこいいですよね!
私も持っています。
三針時計と比べると、クロノグラフのほうがちょっぴり「個性が強い」です。
繰り返しになりますが、時計選びは「自己満足」と「他者からの見え方」の両方を考えなければなりません。
クロノグラフといっても、スポーティなモデルもあれば、エレガントなモデルもあります。
スポーティなモデルは20代のビジネスマンや、プライベートでの着用におすすめ。
30代ビジネスマンはエレガントなモデルを選ぶと、周りから一目置かれるでしょう。
革ベルトで一歩差をつける
ベルト(=バンド、ブレス)について考えたことはありますか?
実はベルトを変えるだけでガラッと印象が変わります。
一般的にはメタルブレスを着用することが多いですよね。
ですが、フォーマルな場には革ベルトが正装とされています。
(葬式に関しては、生き物の革を使うのはどうなの、とか、そもそも時計というアクセサリーはつけないなど諸説あります)
意外でしたか?メタルバンドは「カジュアル」なんです。
結構「意外」と思う方が多いです。
だからこそ、一歩差がつきます。
また、革ベルトのほうがエレガントな印象が強くなります。
メタルバンドに飽きたら、ぜひ革ベルトに挑戦してみてください。
(メタルバンドにも、管理が楽などのメリットはあります)
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おすすめ7選
ということでここからは、具体的に30代ビジネスマンにおすすめの時計をご紹介します。
グランドセイコー
グランドセイコーが「30代ビジネスマン」におすすめである理由は、
シンプルで飾り気のデザイン
にあります。
ここでのおすすめは「9Fクオーツ」というモデル。
派手さやスポーティなイメージはなく、非常にシンプルなクオーツ時計。
シンプルだからこそ、冠婚葬祭あらゆる場面で着用できます。
また、嫌味の無いデザインでありつつも上品さがありますので、商談の場にも持ち込めます。
あらゆる場面で「恥ずかしくない時計」を選ぶなら、グランドセイコーは非常に有力な選択肢です。
余談ですが、クオーツ時計なので時刻合わせやゼンマイを巻くといった手間が無く、メインといてもサブとしても使いやすいです。
ROLEX(ロレックス)
ロレックスが「30代ビジネスマン」におすすめである理由は、
ステータス性
にあります。
高級時計のアイコンとして、ロレックスを身に着けることは自分自身の気分を高めてくれることは間違いありません。
これでやる気が出て、より仕事が捗るようになるのであればぜひ買いたいところ。
ただし、誰もが「高級時計」のイメージを持ちますので、嫌味な印象を与える可能性があります。
個人的にはぜひつけていただきたいんですが、「他者からの見え方」をよく想像して検討してください。
ここでおすすめしたいのは「エクスプローラーⅠ」というモデル。
上の写真にもあるように、非常にシンプルなつくりになっており、いやらしさがありません。
また、「エクスプローラー」という名が示す通り、探検家を想定して作られた時計。
非常に頑丈で、ガシガシ使うことができます。
仕事していると、ほんとよく何かにぶつけますよね…(自戒)
OMEGA(オメガ)
オメガもまた、ステータス性からおすすめしたいです。
ロレックスと比べるとステータス性は劣りますが、逆に悪目立ちするリスクはありません。
一方で、時計の中身に関してはロレックスに劣らず、世界中で評価されています。
20代・30代で手にする高級時計として人気が高いブランドのひとつです。
シーマスターアクアテラは三針時計ですが、針先や文字盤に個性があります。
オメガは映画「007」の主人公ジェームズボンドが愛用するブランドですが、このアクアテラもまた、劇中でボンドが着用しています。
着用はもちろん、スーツに合わせて。ドレッシーです。
映画「007」とオメガウォッチはとても大好きなので、別の記事で語ろうと考えています。
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TAG HEUER(タグ・ホイヤー)
タグ・ホイヤーもオメガ同様、20代・30代に非常に人気の時計です。
タグ・ホイヤーはF1をはじめとした、様々なスポーツとつながりがあります。
したがって、タグ・ホイヤーが生み出す時計はスポーティなモデルが多いです。
そのスポーティな印象が若者に人気の秘密なんですが、ドレッシーな三針時計も用意しています。
たとえば、「カレラ キャリバー5」というモデル。
ZENITH(ゼニス)
ゼニスはアメリカの時計ブランドです。
クロノグラフづくりに定評があります。
一時はロレックスなど、世界の名だたるブランドに「エル・プリメロ」というムーブメントを提供していたほど。
しかもデザインが秀逸で、非常に「魅せ方」がうまいです。
現在にあっても、次々とムーブメントの改良を重ねており、時計界を驚かせ続けています。
ここでも余談ですが、私が高級時計に興味を持ったのはまさに「ゼニス」の時計を見た時です。
たまたま雑誌で見かけたんですが、「クロノマスター エルプリメロ オープン 1969」が一瞬で私の心を奪い去っていった瞬間は、今でも忘れられません。
写真の時計は少し個性が強いかもしれませんが、革ベルトを用いることで、引き締まった印象を演出しています。
IWC
IWCは、創始者がアメリカ人。スイスメイドでありながら、ドイツ時計のデザインに強く影響を受けている、世界的に評価の高いブランドです。
しかも、ここでご紹介する「ポルトギーゼ」というモデルは、ポルトガル人航海士からの依頼によってインスパイアされたデザインとなっており、多国籍があふれております。
ちなみIWCとは、International Watch Companyの略です。
繰り返しになりますが、時計の特徴としては、ロレックスやオメガをはじめとする他のスイスメイドの時計とは違い、ドイツ時計の特徴である質実剛健、気品あふれるデザインとなっています。
ポートフィノというモデルは数ある三針時計の中でも有数の美しさを持っています。
まさにドレスウォッチのお手本と言えるデザイン。
上品な海外時計が欲しいという方にはぜひおすすめしたいです。
一方のポルトギーゼもまた、上質なデザインです。
クロノグラフはスポーティな印象になりがちですが、このポルトギーゼに関しては、まず高貴な印象を覚えるのではないでしょうか。
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ブライトリング
ここまで「エレガント」主義みたいな流れで進めてきました。
でもごめんなさい!
ここにきてどうしても男らしくパワフルな時計を紹介したくなってしまいました!
ということでご紹介するのがブライトリングの「クロノマット」です。
ブライトリングは航空時計が得意なブランドで、ナビタイマー01やクロノマットなどいったモデルは非常に人気を集めいています。
武骨な男らしさが人気の秘密で、サイズ感も40mm以上のモデルが多数となっています。
日本人は一般的に腕が細いので、人を選びますが、ハマった時には男らしさが倍増するといっても過言ではありません。
30代の働き盛りのビジネスマンに向けておすすめします。
まとめ
ここまで、「30代男性がビジネス・仕事で身に着けたい腕時計7選」という内容でお話ししてきました。
ビジネス向けということで、「他者からの見え方」に寄せた時計紹介となりました。
30代というのは、ビジネスマンとして地位が上がってきたり、冠婚葬祭への出席が増えるなど、人生の中で脂がのっていく年代です。
「ビジネスマンとして恥ずかしくない時計」を考えていくのにいい年代とも思います。
【朗報】ちょっと待って!買う前に、借りて試着するという選択肢
一本持っておくと良いというのは、ここまでしっかりとお話してきました。
しかし、ここまでご紹介してきた時計は、決して安い代物ではありません。
いざ買おうとしても迷ってしまうのではないでしょうか。なにせ高い買い物です。
しかも、時計屋さんで試着すると、舞い上がってしまい冷静な判断ができなくなってしまいます。
かつて、私自身がそうでした。
しかし朗報があります。
今や時計は「借りる」ことができます。
借りて試着すれば、冷静になれますよね。
まずは一度借りてみて、ライフスタイルにフィットするということがわかれば、買ってみてもいいのではないでしょうか。
冷静な判断ができる最良の方法です。
そこで私が時計のレンタルサービスとしておすすめするのが「KARITOKE(カリトケ)」です。
実際の体験を記事にまとめましたので、こちらの記事を一度ご覧ください。
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カリトケ(KARITOKE)でお悩み解決!借りて試着という新提案【体験しました】
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