今回は「ROLEX(ロレックス)サブマリーナ」をレビューします。
サブマリーナには2つの種類、日付有り・日付無しがあります。
わたしは日付無しが好みなので、日付無し(ノンデイト)のレビューです。
「Ref.14060」で、いわゆる「5桁モデル」です。
2020年の現行モデルは「Ref.114060」で、こちらは「6桁モデル」と言われています。
サブマリーナって?
ロレックスは、1926年に「オイスターケース」を発明しました。
いわゆる「防水ケース」で、発売当時、防水性を持っていた時計はまだ一般大衆に広まっていたとは言えませんでした。
そんな中、ロレックスが「オイスターケース」を発売したことで、他のブランドから大きくリードすることになったのです。
サブマリーナが誕生したのは1953年のことで、100m防水でした。
今回レビューする「Ref.14060」は、300m防水となっており、時代とともにロレックスの技術が高められているのがわかります。
「潜水時計」なので、潜水時間を測定するための回転ベゼルを搭載しています。
「ダイバーズウォッチ」といえばこの形ですね。
サブマリーナの魅力
サブマリーナは数あるロレックスのモデルの中でも超人気モデルです。
どんな魅力があるのでしょうか。
1.デザイン
まずはデザイン、時計の顔です。
シンプルな黒の文字盤と黒のベゼルに、白のドット。
こうしたシンプルで普遍的なデザインが人気を集め、50年以上も変わらぬデザイン、変わらぬ人気となっています。
実用的な観点から見ても、ブラックの組み合わせは視認性が高いんです。
「時を知る」という当たり前のことが当たり前にできるのがポイント。
クロノグラフはぱっと見かっこいいですよね。でも「視認性」が意外と犠牲になっています。
また、シンプルでありながらも精悍さを感じるデザインが、「男らしさ」を演出します。
ですから、真っ白なTシャツや、ライダースジャケットなどを用いた「男らしい」デニムスタイルとの相性が抜群にいいです。
ファッション性の高さも大きな魅力ですね。
2.防水性
現行モデルは300m防水です。
高い防水性を誇りますので、マリンスポーツとの相性が良いです。
マリンスポーツと先ほど触れたデニムスタイル、サブマリーナは無敵の相棒になることでしょう。
3.正確である
ロレックスは機械式時計のなかでもダントツの精度を有しています。
現行モデルの「Ref.114060」が搭載しているムーブメントは「Cal.3135」です。
この「Cal.3135」はスイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のテストに合格したに与えられるクロノメーター認定を受けているムーブメントです。
「パラクロム」という特殊な素材からつくられていて、「温度変化に強く、磁力に耐性がある」という特徴があります。
4.永く使える
こうして世界最高とも評価されているムーブメントですが、さらに驚くべきことに永く使えるという特徴があります。
なんと、定期的にメンテナンス(オーバーホール価格は45,000円程度)を行えば半永久的に精度を保つことができるのです。
大切に使っていれば、子や孫に受け継ぐことができるというロマンがあります。
こうした精度やずっと使い続けることができる技術というのは、「最高の実用時計」を目指すロレックスのプライドの表れです。
レビュー
サブマリーナの基本についてご紹介したところで、写真を交えて見ていきましょう。
まずはトップです。
シンプルかつ精悍で、「男らしさ」を感じていただけると思います。
ただただ、かっこいい。
側面、リューズを見てみましょう。
時計の王様らしく、ロレックスの王冠マークがしっかりと刻まれています。
リューズガードとして、側面がリューズを守るために急激に盛り上がっているのがわかります。
削り出しの技術もまた、ロレックスは世界に誇るレベルです。
サブマリーナは「ねじ込み式リューズ」という、防水のための特殊な機構になっています。
時刻を合わせるときは、一度手前に回して、リューズのネジを緩めます。
この段階でリューズを奥に巻くと、ゼンマイを巻くことができます。
次に、時刻合わせは一段階引きます。デイト合わせは二段階引きましょう。
時刻合わせを済ませたら、今度はリューズを押しながら、ネジ締めの要領で戻していきます。
裏側を見てみましょう。
プロのダイバー向けということもあり、裏蓋はスケルトンではありません。
実用性を重視したオイスターケースの特徴です。
バックルは「フォールディングバックル」と呼ばれているものを採用しています。
しっかりとロゴが刻印されています。
王冠マークも下に見えますね。
スーツとの相性も悪くありません。
そしてこのサブマリーナの5桁モデル、すっごく軽いんですよ。
一般的に機械式時計って、クオーツ式時計に比べると重いとされています。
機械式時計が敬遠される理由の一つは、重さなんです。
ところがサブマリーナの5桁モデルは軽い。
実際に、グランドセイコーと重さを比べてみました。
たった1gの差ですが、実際には重心の関係等もあり、もっと軽く感じます。
付けていて存在感を感じることがないので、非常に心地良いです。
この点は実際に付けてみないとわかりませんので、ぜひ手元に置いて体験してほしいです。
ちなみに、現行のサブマリーナ(6桁モデル)はセラミック製にした関係により重くなっていますので、
どちらが良いかは好みの世界です。
まとめ
ここまで、ロレックスのサブマリーナをレビューしました。
デザインも性能も非常に素晴らしく、世界中で人気なのが良くわかります。
憧れの時計とか、一生モノとかいろいろな言われ方をしていますが、たしかに一度は手にしたい魅力にあふれています。
ぜひ一度手に取ってみてください。
と言うのは簡単です。誰でも言えます。
実際、値段がそれなりなんですよね。まさに高級時計。
いざ買おうとしても、迷いが出てしまう価格帯です。
【朗報】ちょっと待って!買う前に、借りて試着するという選択肢
ロレックスのサブマリーナは絶対に間違いのない時計です。
ネームバリュー、デザイン、資産性
どれをとっても非常に優秀。
ですが、やっぱり高いんですよね。
2020年のいま、正規点でも100万円ほどです。
いざ買おうとしても迷ってしまうのではないでしょうか。
しかも、時計屋さんで試着すると、ついつい舞い上がってしまい冷静な判断ができなくなってしまいます。
かつての私がそうでした。
しかし朗報があります。
今や時計は「借りる」ことができます。
借りて試着すれば冷静になれますよね。
まずは一度借りてみて、ライフスタイルにフィットするということがわかれば、買ってみてもいいのではないでしょうか。
私が時計のレンタルサービスとしておすすめするのが「KARITOKE(カリトケ)」です。
実際の体験を記事にまとめましたので、こちらの記事を一度ご覧ください。
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